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宫崎大学第一外科 宮崎大学第一外科 教授挨拶 略歴 昭和 50年3月 九州大学医学部卒業 昭和 50年6月 九州大学医学部外科研修(第一外科) 昭和 54 年 10 月 九州大学医学部医員(第一外科) 昭和 56 年4月 米国ニューヨーク州立大学 Research Fellow(消化器科) 昭和 60年6月 九州大学医学部第一外科文部教官助手 昭和 63 年5月 九州大学医学部第一外科 医局長 平成元年8月 九州大学医学部第一外科 病棟医長 平成4年7月 九...

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宮崎大学第一外科 教授挨拶 略歴 昭和 50年3月 九州大学医学部卒業 昭和 50年6月 九州大学医学部外科研修(第一外科) 昭和 54 年 10 月 九州大学医学部医員(第一外科) 昭和 56 年4月 米国ニューヨーク州立大学 Research Fellow(消化器科) 昭和 60年6月 九州大学医学部第一外科文部教官助手 昭和 63 年5月 九州大学医学部第一外科 医局長 平成元年8月 九州大学医学部第一外科 病棟医長 平成4年7月 九州大学医学部第一外科 講師 平成9年5月 九州大学医学部第一外科 助教授 平成 12年4月 九州大学大学院医学研究院 臨床・腫瘍外科 助教授 平成 14 年2月 宮崎医科大学外科学第一講座 教授 現在に至る 教室の歴史と現状について簡単に触れてみたいと思います。当教室は昭和 49 年6月7日、初代香月武人教授が主宰され開講しました。香月先生は、九州大学医学 部第一外科で研鑽され鹿児島大学医学部第二外科助教授から着任され、消化器外 科なかでも肝胆膵外科を中心に多くの業績を残されました。平成3年1月に瀬戸口 敏明教授が就任され、臨床や研究の継続と発展に尽くされました。平成 13 年3月瀬 戸口教授が退官され、平成 14 年2月1日から私が当教室を主宰させて頂いておりま す。 私は肝臓、胆嚢・胆管、膵臓の良性・悪性疾患に対する外科治療を中心に仕事をし てまいりましたので、この分野の更なる発展に鏡視下手術も導入し低侵襲手術から 拡大手術まで積極的に進めています。臨床グループを肝臓胆道グループ、胆道膵 臓グループ、食道・胃グループ、大腸・肛門グループ、乳腺・内分泌グループに分け、 それぞれ患者さんに侵襲の少ない至適手術(開腹、内視鏡手術)を目指して全員頑 張っております。 卒前教育も各臓器別に全教官で講義、カンファレンスを行い、学生も付けて手術 実習も行い、各学生に担当教官を専任させ、外科の基礎と臨床知識の修得を目指 している。卒後修練も最初2年間の卒後研修後に2~3年間を臨床修練期間とし、最 初2年間は大学病院や研修指定病院で患者診察や外科の実際と周術期管理を中 心に麻酔、救急などを含めた研修を行う。後半は関連施設を含めて消化器(肝胆膵、 食道・胃、大腸・肛門)、乳腺・内分泌、心血管、小児外科を臨床修練し外科学会や消 化器外科学会などの認定医資格を取得する。その後は、臨床の続行、研究、海外留 学など希望と適正に応じ決定する方針です。国内外への研究・臨床留学も積極的に 進めていきます。現在入局希望者を募集中です。宮崎で外科医療を志す、やる気が ある元気な若者大歓迎です。 第一外科で臨床修練を行う若き外科医諸君へ わたしが望む第一外科の臨床外科医像を簡潔に7箇条として述べてみます。宮崎大 学第一外科に学ぶ人で下記7箇条を尊守する有望な外科医が誕生すれば望外の 喜びです。わたしはそのような人には時間も手間も惜しみませんし、色々なチャン スも喜んで与えていきます。宮崎大学第一外科で研修をスタートする研修医だけで なく、この文面は医局のみんなに読んで頂き、1外科で学ぶ仲間全てが外科医とし ても社会人としてもすばらしい人になるのを期待しております。 1)礼節を重んじる。 みなさんは医師であると同時に、先ずすばらしい社会人た る必要があります。そのためには、患者さん、職場の同僚や先輩医師に笑顔で挨拶 し、身だしなみに注意し(患者一人でも不快な気持ちにさせないよう)、礼儀を尊ぶ ことに気をつけてください。特に患者さんは君たちの顔つき、態度、言葉使いに敏 感ですし、多くの患者は君たちの人生の先輩でしょうから敬意を忘れないこと。時 間をとって朝、昼、夕方の1日3回は病室に訪れるように。昨年から臓器別専門グル ープを作っていますので、主治医団はこれとよく討論して意思統一を計り、大切な 病状説明は必ず指導医と共に行って一貫性を保つこと。指導医には礼を尽くすこ と。また、移動などで職場を変わるときは、必ず今までお世話になった場所、新しい 職場、医局長などに挨拶するように。また、患者さんを送って頂いた紹介医の先生 方には、手術報告、退院報告など怠りないように。 2)謙虚であれ。 臨床修練は、患者さん、看護婦、先輩医師、指導医の支えで発展し、 諸君は一人前の外科医に育っていきます。これらの人達に絶えず感謝の念と礼を 尽くすことを忘れないこと。また、知識として知っていても実践の場では生半可な 知識では命取りになります。自分で勉強するのは当然として、必ず指導医と話し合 って医師指示も指導医のチェックを受けて下さい。実験では失敗も発明や成功につ ながることがあるかも知れませんが、臨床の世界では通用しません。特にインスリ ンや抗癌剤の過量投与は重大で、一端体内に入れてしまったら毒物と化しますし、 取り返しのつかない事態を惹起することもあります。 そのために、臓器別診療グ ループと複数主治医制を導入していますのでどんどん尋ねて下さい。積極的に受 け持ち患者の疾患の臓器別カンファレンスに出席し、知識だけでなく最良の診断法 や治療法選択の課程と考え方を Discussionに加わって発展させていって下さい。 また、患者の状態が悪いと、特に術後経過が悪いと病室に行きにくくなることも あるかと思います。どうしようもなくなったら、せめて患者さんの傍に椅子を持って いってそばについていてあげなさい。患者さんや家族は、例えそれが研修医であ ろうと心強く嬉しいものですよ。自分が辛いときは相手も同じです。辛い時ほど回 数や時間を増やして患者さんと一緒に居てあげて下さい。患者さんを自分の恋人 や家族と思いなさい。 3)プロの外科医を目指せ。 人と同じ生活をしていては、普通の外科医にはなれ るかも知れませんが、人の上に立つことはできません。学生時代あまり勉強しなか った人も今からは新しい道の同じスタートラインです。本当に同じスタートラインに 立っているのです。自分の道は自分で切り開く努力をすれば必ずわたしが手を差 し伸べてあげます。人より早く起きて勉強を始め、土曜日曜も一度は病室を訪れ、 できるだけ文献や本を熟読し、受け持った疾患と同様の患者さんが次にきたらプロ の知識と治療まで可能になるようにするのだという強い意識で臨んで下さい。私 は手術をビデオにとっていますし、日本中どこにそのビデオを出しても負けない手 術をやっているという自負をもってやっています。時間の都合を付けて、自分の受 け持ち以外の患者の手術でも積極的に手術見学するように。検査や手術を一日や って疲れるのはみんな一緒です。そこで帰るのが普通の外科医、さあもう一仕事が プロへの道です。どんな世界であれ、プロはすさまじい努力をしています。患者さ んからお金をもらうわけですから、患者にとっては最善のプロから治療を受けたい と思うのは当然です。やりたいこと(検査や手術など)があったら、言ってみて下さ い。このような心構えがある人には私は機会をどんどん与えていきたいと思いま すし、またそのような人が宮崎や九州で有名な外科医になるだけでなく日本や世 界ででも知られる外科医になるのは当然と思います。 4)快眠、快食を。 今まで書いてきたことと少し矛盾するかも知れませんが、する ことがないのに遅くまでいる必要はないし、無益です。できるだけてきぱきと要領 よく仕事を片付けてゆっくり眠りなさい。快食・快眠は辛いことも忘れられるし、明 日への活力の源です。寝不足でミスを起こしたら取り返しがつきません。 5)学会や論文発 关于同志近三年现实表现材料材料类招标技术评分表图表与交易pdf视力表打印pdf用图表说话 pdf に情熱を。 若い時は症例報告でも結構だから論文としてまと めなさい。その疾患に対する知識は格段に増えますよ。よく自分は臨床をやってい るから論文なんていらないという人を見かけます。完全な誤りで、こういう外科医 は自分が患者さんにとって有益な治療をしているのかさえ分かっていません。自分 たちがやっている治療法や結果が妥当か、世界の文献からみて compatible かとい うようなことは、データをまとめて学会や論文として発表しないと見えません。臨 床外科医にとって最悪な人は、自分の手術は上手だからうまくいっているはずと 思いこんでいる人、本や文献で良いと報告されている治療法だからそれでいいと 自分の結果を見返さない人、自分たちがやっていることが患者さんのためになっ ているのかも検討せずにやみくもに同じ事を繰り返している人です。このような外 科医には私は手術を受けたくもないし、メスを握らせることはしないつもりです。文 献上人の報告と変わらなければ、結果を良くする方法を考えて向上させていくべ きですし、自分の結果が悪ければ勉強し直すべきです。絶えず自分たちが患者の QOL や予後に貢献しているかを検証しながら、もう一歩上へと考える人がわたしは 好きです。 医学では臨床と研究は別物ではありません。特に大学では、臨床でも新しい治療 法の流れを作り、その結果をまとめて論文や学会発表して批判を仰ぎつつ患者へ 還元していく使命があります。こういう姿勢を是非大切にしていきたいものです。 6)時間を守ること。 患者さんとの話し合い、会議や会合、他病院へのアルバイト など時間に遅れないこと。社会人としての信用をなくしますし、一外科での教育も 疑問視されます。遅刻や無断欠勤は待っている病院や患者に迷惑がかかり許され ることではありません。忙しくとも指導医に理由を話し了解をとって遅れないよう に。指導医は自分の仕事が増えることになっても時間通り行かせること。 また、 特に関連病院へ出向する際は、一外科から派遣され、その期間一外科から預り、将 来にわたって後輩たちにつなげていくものと自覚して勤務すること。 7)ルールを守ること。 一外科の中で大きく育っていくためには、組織のルール があります。臨床をやっている限り自分の行き先は常に明らかにし、携帯電話で連 絡が必ずとれるようにしておくこと、医局行事(医局旅行、忘年会、野球大会、同門 会など)には必ず参加すること、医局の人事を順守すること、入院カルテは速やか に整理すること、患者さんを紹介してくださった先生には報告書を手術所見や病理 所見と共にお送りすること、臓器別にデータをとっていくのでグループの方針に討 論して決定したら従うことなどです。要は社会組織の一員としての自覚を持ち、個 人が医局の他のみんなに迷惑だけはかけないように。All for one, One for allの精 神で。一人がルールを破ったりズルしたら、残りの善良な仲間に迷惑がかかること だけはしないように。 最後に、厳しくも暖かく医局のみんなを見守っていきます。みなさんも高い志 をもって進んでください。教室員の健闘を祈ります。 宮崎大学 第一外科 教授 千々岩一男 宮崎大学医学部第 1外科教室紹介 【沿革】 宮崎大学医学部の前身である宮崎医科大学は宮崎県における地域医療の中 核機関としての使命を果たすため昭和 49 年6月7日に開学され,初代香月武人教 授が開講された外科学第一講座も満30年を経ました.平成14年2月1日より肝胆膵 疾患の外科治療を専門に進めてきた千々岩一男教授(第3代)が就任され,現在に 至っています.当教室は,基礎医学,諸科学の深い知識に根ざし,論理的,科学的に臨 床外科学を組み立て,手術成績の向上,術後患者の QOL 保持を目的とし,病める人 に対して博愛の情を持って接する外科医の育成を重視しています.教室の雰囲気 は明るく,先輩の後輩に対する面倒見も良い教室です.肝胆,胆膵,上部消化管,下 部消化管,乳線・内分泌外科,小児外科の6つの診療グループを作成し,一般外科の 修得のみならず臓器別専門医の育成を目指し,グループによる討論,研究会などを 日々活発におこなっています. 【スタッフ】 教室スタッフは現在千々岩一男教授(九州大学,昭和50年卒)をはじめとして, 講師3名,助手6名,医員8名,研修医3名,大学院生 11 名から構成されており,国外留 学が2名,国内留学が2名おります.また県内の基幹病院を含めた関連病院に28名 が出向して外科臨床に従事しております.平成 15 年5月に宮崎医科大学(当時)卒 業の4名(男性3名,女性1名)が入局しました.いずれも個性ある優秀な若き人材で 病棟での研修が2年過ぎた今,すでに貴重な戦力に育っています.うち 1 人は本人 の希望で国立国際医療センターで卒後臨床研修をおこない平成 17 年 4 月に帰学 することになっております.本学以外にも九州大学第 1 外科,鹿児島大学第 1 外科, 名古屋大学第 1 外科などから当科に入局し,教官あるいは医員としてがんばっても らっております.卒後臨床研修の開始,独立行政法人化の流れの中で現在教室員は 慢性的に人員不足の状態です.とにかく一人でも医局員を増やすことを至上命題 として取り組んでいるところです. 【診療】 当科では消化器外科,一般外科領域におけるあらゆる分野に低侵襲手術から 拡大根治手術まで先駆的に取り組むとともに,人間味豊かな外科医を育成し,医療 を向上させていくことを使命としています.現在の臓器別グループ体制に加え,血 管・移植外科を育てるべく日々の診療をおこなっています.拡大手術を中心として 放射線治療や化学療法などを加えた集学的治療で治療成績の向上を目指す一方 で,病態に応じたQOL重視の低侵襲治療も重視しています.食道,胃,大腸,胆嚢など の鏡視下手術も積極的に導入し,症例も急速に蓄積しつつあります.現在,肝胆膵の 悪性腫瘍や良性疾患に対してPTBD,ERCP,EUS,IDUS,ESTなどを駆使して診断,治療 をおこなうとともに,膵石症や肝内結石症に対する体外衝撃波結石破砕療法など も実施しております.また当科は,厚生労働省特定疾患対策研究事業の肝内結石症 調査に関する調査研究班に属し,掘り下げた研究を続けているところです.肝癌,胆 道癌,膵癌に対する肝切除,膵頭十二指腸切除,食道癌,胃癌,大腸癌,炎症性腸疾患 に対する鏡視下手術を含めた根治術の症例数の増加が顕著で,また入院患者数, 外来患者数の増加も著明で病棟医は診断,手術に多忙を極めております. 【研究】 千々岩教授就任後は研究室を,癌研究室(早期診断,予後診断,癌治療など), 代謝・栄養研究室(胆汁酸代謝,肝予備能再生,消化管栄養),生理機能研究室(術前 後の消化管や肝膵機能),移植研究室に分け,大学院生や研究室員1人に責任を持 つ文部教官が1人専任で指導し,責任を持って仕事を終了させる体制としました.豊 富な臨床 材料 关于××同志的政审材料调查表环保先进个人材料国家普通话测试材料农民专业合作社注销四查四问剖析材料 を利用して基礎的研究から臨床研究まで幅広く研究活動をおこなっ ています.世界に広く視野を持つため,国外留学も積極的におこなっていく予定で す. 第1外科では 1) 臓器別専門医集団を育成し高度で安全確実な医療の提供 2) 学生教育と卒後研修を重視した教育・研修システムの構築 3) 臨床外科学発展のための研究や開発の充実 以上の三点を中心に,千々岩教授のもと教室あげて邁進しているところです. 【教室行事】 教室スタッフは臨床,研究,教育に日々多忙な毎日を送っています.しかし,息を 抜くところは息を抜くというメリハリをつけて,時間を見つけてはドクター同士ある いは日頃お世話になっている病棟や手術室などの看護師さんたちとの親睦会をお こなっています.毎年正月明けには,日々忙しく家庭サービスがおろそかになりが ちな教室員の奥さんや子供さんを招いて家族新年会をおこない,また夏には大淀 川河畔のホテルで花火を楽しみながらのビアパーティをおこなっています.毎年 5 月には1泊2日の医局旅行をおこないます.近隣各県の温泉地などに皆で貸し切り バスで出かけ,車中からの大宴会や夜の宴会場での新入医局員や新入看護師さん たちの多彩なパフォーマンスを楽しんでおります.毎年6月には開講記念会,同門会 をおこない臓器別グループの 1 年間の症例のまとめ,県内基幹病院の症例のまと め,記念特別講演,懇親会などをおこない,教室の1年間のまとめとともに同門の先 生方,医局員の親睦の場としております.その他,野球やテニスなど学内のスポーツ 大会などにも積極的に参加して楽しんでいます. 一般外科,消化器外科医はまだまだ必要とされており,とくに宮崎では未だ外 科の専門医が不足しているのが現状です.教室では今まで以上に多くの人材を求 めています.新入医局員に一人でも多く入局してもらい,組織として充実を計りな がらさらなる教室の飛躍を目指しているところです. 文責 医局長 甲斐真弘 【第 1外科における卒後約 10年間のシステム】 卒後3年目からの後期臨床研修においてはまず大学病院で外科の研修をおこない ます.指導医の教官とペアになり主治医として診療をおこないます.ペアは数ヶ月 毎に変わり,肝胆膵,上部消化管,下部消化管,乳腺内分泌,小児外科の各分野が網 羅的に研修できる体制としています. 1年目 卒後臨床研修. 2年目 卒後臨床研修. 3年目 第 1外科入局.大学病院で外科を研修. 4年目 大学病院もしくは関連病院で外科医としての研鑽を積む. 5年目 大学病院もしくは関連病院でさらに外科医としての研鑽を積む. 6年目 大学病院もしくは関連病院でさらに外科医としての研鑽を積む. 日本外科学会の専門医を取得する.本人の希望により基礎ある いは臨床研究を開始. その後 大学院もしくは医員として研究生活を終了させ,臓器別専門医 (消化器外科や大腸肛門病学会,乳癌学会などの専門医)や一 般外科医の道を歩む. 1)卒後 3年目からの臨床研修システム 後期研修を含め 3 年間程度を主に教室,宮崎市郡医師会病院,都城市郡 医師会病院,県立宮崎病院など外科学会指導医がおり,できるだけ手術症 例が多い所での臨床修練期間とし,外科学会を初め各種学会の専門医を 取得する.国内臨床研修も可. 2)研究室で医学博士取得(卒後 6年) 上記の臨床修練終了後,医員あるいは大学院で 3 年以内に臨床研究ある いは基礎研究を終了し学位を取得する. 3)その後は外国への留学、教室または関連病院で臨床する(卒後 10年) 研究終了後は本人の希望があれば,目標を決めて 1 年から2年の間,国内 臨床研修に行くも可.(北海道大学1外科,千葉大学1外科,東京大学肝胆膵 外科・移植外科,東京国立癌センター,日本大学第三外科,名古屋大学第1 外科および第2外科,大阪府立成人病センター,九大1外科,長崎大学2外科 など) 卒後 10 年終了後に本人の希望や業績,人柄を総合的に検討し,教授が医 局長と相談して教室の教官や関連病院への人事をおこなう. 頑張った人,努力した者が報われる教室作りが宮崎大学第1外科の基本で す. 【第 1外科臓器別グループ】 ●肝臓・胆道グループ 対象疾患:肝癌,肝内胆管癌,転移性肝癌,肝のその他の腫瘍 治療:肝切除(葉切除,系統的区域切除,非系統的区域切除), マイクロ波凝固療法,ラジオ波焼灼療法,肝動注療法 臨床研究:肝予備能評価,肝切除手技,肝癌に対する集学的治療, 予後規 定因子の検討 ●胆道・膵臓グループ 対象疾患:胆道癌(胆嚢癌,胆管癌,乳頭部癌),肝内胆管癌, 膵癌,膵嚢胞性腫瘍,膵胆管合流異常,胆石症,肝内結石症, 膵石症 治療:肝切除(葉切除,拡大葉切除,系統的区域切除,血管合併切 除),膵 頭十二指腸切除(血管合併切除,肝合併切除),腹腔鏡下胆嚢摘出,内視鏡 的総胆管切石,内視鏡的胆道ドレナージ,経皮経肝胆道ドレナージ,体外衝 撃波結石破砕療法(膵石,肝内結石) 臨床研究:肝予備能評価,予後規定因子の検討,至適術式の検討,膵頭十二 指腸切除術後の消化管機能評価,膵空腸吻合法の工夫,術前画像による 進展度診断,体外衝撃波による膵石治療,胆道癌・膵癌に対する集学的治 療 ●上部消化管グループ 対象疾患:食道・胃の良性腫瘍,悪性腫瘍 治療:食道亜全摘(胸腔鏡補助下),胃切除術(腹腔鏡補助下,開腹) 臨床研究:鏡視下手術手技の工夫,食道癌・胃癌に対する集学的治療,予後 規定因子の検討 ●下部消化管グループ 対象疾患:結腸・直腸の良性腫瘍,悪性腫瘍,肛門疾患(痔瘻,痔 核),炎 症性腸疾患(クローン病,潰瘍性大腸炎) 治療:結腸切除(腹腔鏡補助下,開腹),直腸切除(腹腔鏡下,開 腹),痔瘻・痔核根治術 臨床研究:鏡視下手術手技の工夫,予後規定因子の検討,炎症性腸疾患の 至適術式の検討,結腸癌・直腸癌に対する集学的治療 【第1外科の主要関連病院】 県立宮崎病院(宮崎市) 宮崎市の中核病院.スタッフ 2-3 名派遣可.レ ジデントも数名可. 宮崎市郡医師会病院(宮崎市) 宮崎市郡の医師会員より多数の紹介患者が あり,手術例も多い.外科スタッフの全てを派 遣している. 都城市郡医師会病院(都城市) 都城市郡の医師会員より多数の紹介患者が あり,手術例も多い.副院長も含め全ての外 科スタッフを派遣している. 串間市国民健康保険病院(串間市) 県南地区の中核病院.副院長を含めたスタッ フを派遣している. その他の関連病院 黒木病院(延岡市),和田病院(日向市),都農町国民健 康保険病院(都農町),南部病院(宮崎市),増田病院(宮 崎市),藤元早鈴病院(都城市),園田病院(小林市)など 【臨床研究と基礎研究】 主な研究内容 ● 肝胆膵疾患の外科治療と工夫 ● 肝予備能と再生 ● コレステロールおよび胆汁酸代謝 ● 鏡視下手術の安全性の向上 ● 消化管癌や乳癌の治療成績の向上 ● 癌の浸潤,転移機構の分子生物学的解明 ● 肝臓癌に対する集学的治療 ● 膵石に対する体外衝撃波結石破砕療法 研究室運営 ● 研究室員1人に責任を持つ文部教官が1人専任で指導し,責任を持って仕 事を3年で終了させ論文を投稿し4年で医学博士とする. ● 研究を始める前に教官はプロトコールを作製し,教授の認可のもとで教授 が研究室員を与える. ● 教授は全ての研究室を統括し,人の配置は実験デザインの善し悪しや科 学研究費の有無でこれを決定する. ● 全ての教官は科学研究費など交付金が取れるよう申請する. ● 臨床に役立つ臨床研究も重視し,大いにやっていく. 今後の研究室運営 ● 癌研究室 早期診断,予後診断,癌治療など ● 代謝・栄養研究室 胆汁酸代謝,肝予備能,肝再生,消化管栄養 ● 生理機能研究室 術前後の消化管や肝膵機能 ● 移植研究室 臓器再生・移植 第1外科の特徴 診断から治療まで一貫した診療が可能 【診断,検査】 【治療】 ●上部・下部消化管 ●肝胆膵 ●乳線,内分泌 GS, CS, UGI, Ba- enema, EUS US, ERCP, PTBD, PTCS, EUS, IDUS US, cytology Sentinel navigation ●Operation 血管外科を含めた拡大手術 QOLを重視した低侵襲手術 鏡視下手術 ●Endoscopic treatment EST, EPBD, EBS, EMR, EVL ●PTBD ●ESWL 膵石症,肝内結石症 入院患者数 外来手術患者数 計 2000年 420 6 426 2001年 497 4 501 2002年 583 18 601 2003年 612 20 632 2004年 695 26 721 0 100 200 300 400 500 600 700 800 外来手術患者数 入院患者数 外来手術患者数 6 4 18 20 26 入院患者数 420 497 583 612 695 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 入院患者数の年次別推移 外来患者数の年次別推移 外来(初診) 外来(再診) 計 2000年 1,296 4,450 5,746 2001年 540 4,604 5,144 2002年 750 5,424 6,174 2003年 1,003 6,852 7,855 2004年 1,070 7,835 8,905 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 10,000 外来(再診) 外来(初診) 外来(再診) 4,450 4,604 5,424 6,852 7,835 外来(初診) 1,296 540 750 1,003 1,070 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 手術件数の年次別推移 手術件数 2000年 186 2001年 228 2002年 261 2003年 314 2004年 376 0 50 100 150 200 250 300 350 400 手術件数 手術件数 186 228 261 314 376 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年
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