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だいほん  じまくdayihonn花样男子第9集

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だいほん  じまくdayihonn花样男子第9集『最高のラストプレゼント』 父親・晴男(小林すすむ)の作った借金を返すため、休学届を出してバイトに励む つくし(井上真央)は、椿(松嶋菜々子)の提案で日本一の女子高生を決める ミスコン・TOJ(ティーンオブジャパン)に出場することに。 優勝賞金の500万円で、借金を返済し、つくしと司(松本 潤)の交際を 楓(加賀まりこ)に認めさせようというのだ。 ダメモトでTOJに挑むつくしは、F4から礼儀作法、楽器、語学などの猛特訓を 受ける。 一方、楓はつくしに対抗する刺客として、司の婚約者の栗巻あや乃(酒井彩名)を TOJ...

だいほん  じまくdayihonn花样男子第9集
『最高のラストプレゼント』 父親・晴男(小林すすむ)の作った借金を返すため、休学届を出してバイトに励む つくし(井上真央)は、椿(松嶋菜々子)の提案で日本一の女子高生を決める ミスコン・TOJ(ティーンオブジャパン)に出場することに。 優勝賞金の500万円で、借金を返済し、つくしと司(松本 潤)の交際を 楓(加賀まりこ)に認めさせようというのだ。 ダメモトでTOJに挑むつくしは、F4から礼儀作法、楽器、語学などの猛特訓を 受ける。 一方、楓はつくしに対抗する刺客として、司の婚約者の栗巻あや乃(酒井彩名)を TOJに送り込んでいた…。 =公式HPより= =TOJ決勝大会= 司会者(半海一晃)のアナウンスに合わせて、出場者がステージに上がる。 三条桜子(佐藤 めぐみ)、浅井百合子(瀬戸 早妃)もステージの上にいた。 司がトイレから戻らないことを心配する類(小栗 旬)、西門(松田翔太)、 美作(阿部 力)。 千石屋の女将(加藤貴子)と優紀(西原亜希)は、ステージの上で美しく微笑む あや乃が司の婚約者だと聞かされ驚く。 緊張気味のつくしは、父、母・千恵子(石野 真子)、弟・進(冨浦 智嗣)が 横断幕を振りながら応援する姿に気付き、少し落ち着く。 だが、道明寺の席が空席なことに、 关于同志近三年现实表现材料材料类招标技术评分表图表与交易pdf视力表打印pdf用图表说话 pdf 情が曇り・・・。 その頃、頭部を殴られて拉致された司は車の後部座席で縛られていた。 なんとか身体を起こしてみると、助手席に秘書・西田(デビット伊東)がいた! 「どういうつもりだ、こらぁ!」 司、西田に頭突き! 司会者に紹介されたTOJ実行委員長・山中美菜子(伊藤かずえ)が開会宣言。 「美しさ、知性、そして、良妻賢母に象徴される人間性を、  存分に疲労して下さい。  TEEN OF JAPAN 2005、ここに開幕します。」 「さて、今大会では例年にはない一次審査がございます。  通常6つでしたが、今年は4つの審査でグランプリを決定します。  まずみなさんにやっていただく一次審査の内容は・・・  何でも結構です!  持ち時間1分で、みなさんの特技を披露していただきます。」 「は・・・。」戸惑うつくし。 「いきなりサプライズだね。」類は客席から頬杖を突き呟く。 あや乃は余裕で微笑んでいる。 「ここで半分の方がふるい落とされます。」 「おいおい。聞いてないよ・・・。」つくしは不安を隠せない。 その頃・・・ 西田の耳を思いっきり噛み付く司。 西田は悲鳴を上げ、そして拉致の目的を説明する。 「代表が、結果が出る前に、お伝えしたいことがあると。」 「ふざけやがって、あのクソババァ!!」 歌、ダンス、バレエ、タップ。 それぞれの特技を披露する出場者たち。 そんな中、百合子は笑顔で縄跳びの二重跳びを披露! 「百合子ー!!」 鮎原えりか(深田あき)と山野美奈子(松岡恵望子)は声援を送るが 山中実行委員長は顔をしかめる。 二重跳びで参加する百合子、最高!(笑) 笑顔が良かった! この3人組、リリーズっていうんですね! あや乃は美しい笑みを浮かべてバイオリンを奏でる。 山中実行委員長もうっとりと聞き入る。 桜子は新体操リボンを美しく舞う。 「何気に三条桜子もやるじゃんか。」と美作。 「やっぱり若い子の方がいいんだよねー。」女将が呟く。 「そうじゃないですよ!」焦る美作! リアクションといい、すっかりコントな二人です。(笑) 控え室で緊張するつくし。 係員にスタンバイをするよう声をかけられ・・・。 「何もこんな時に無理やり連れてくることもないじゃないですか。」 椿が楓に言う。 「どうせ、優勝なんて無理なのよ。」 「そう思ってるのはお母様だけです。」 「ふふふふ。」 つくしはステージに、係員を引き連れて登場する。 「私は、みなさんに、痴漢撃退法をご披露します!」 顔をしかめる山中実行委員長。 「ミスコンで男っぽさ発表してどうするんだよ。」と西門。 「結構面白いかもよ。」類が笑う。 つくしは係員に肘鉄、投げ飛ばし、蹴り倒す! そして、動けなくなった係員の顔を覗き込み、「大丈夫?」 ひざをポンポン叩いて爆笑する類。 「司はつくしちゃんに出会って、変わったんです。」 椿が楓に言う。 「あなた一体、何が言いたいの?」 「彼女を思う司は、本当に大人になりました。  人を傷つけても何とも思わなかった司は、  つくしちゃんを愛することで、人間らしさを取り戻したんです。」 娘の言葉に背を向ける楓・・・。 第一次審査発表。 あや乃、桜子に続き、つくしの名前も呼ばれ、つくし本人とても驚く。 会場からはブーイングも聞こえるが、山中実行委員長は 「自立した、現代女性像をアピールして、第一関門突破です。」 と微笑んだ。 名前を呼ばれなかった百合子は嫉妬の目でつくしを見つめ・・・。 =道明寺家= 「つくしちゃんの素晴らしさを、お母様はまだ知らないだけです。」 椿が母親に必死に訴える。 「椿さん。立場をわきまえて。  ふふふふふ。  もし、あの子が優勝したら・・・  何でもあなたの言うこと聞くわ。  でもあの小娘は優勝できない。  それが現実よ。」 そこへ、全身縛られた司が西田たちに連れられてくる。 この司の登場にはびっくり! まるで暴れる凶悪犯を捕まえたような、ぐるぐる巻き状態に、猿轡。 荷台(?)に乗せられての登場です。 「司!」思わず弟に駆け寄る椿。 「椿さんは下がりなさい。  こうでもしなきゃ、私の話しを聞かないでしょ。」 司は悔しそうに母親をにらみつけた。 =第2次審査= 「続いての審査は、美しさがテーマです。  ここに用意した衣装の中からお好きなものを選び、  自分なりに着こなして下さい。」 「ファッションチェックかよ・・・。」とつくし。 「あの子バーゲンでの争奪戦で鍛えてるから可能性あるんじゃない?」 「よくスーパーのちらし、チェックしてるしな。」 つくしの家族が期待を掛ける。 「あれ全部パリコレに出品されてたやつだね。」 後ろの席に座る類の言葉に家族が振り返り、声を揃えて言う。 「パリコレ!?」 「衣装を選ぶのは3分間。  そのあと一旦控え室に戻り、それぞれ着替えていただきます。  では衣装を選んで下さい。」 司会者の声に、出場者は一斉に衣装の前に歩み出る。 つくしがまごまごしている間に、あや乃は迷わずに衣装を選び、 控え室へと消えていった。 「さすがあや乃。慣れてるね。」 「あいつにとっちゃ普段着みたいなもんだろう。」 美作、西門が言う。 「牧野、だいぶ迷ってるなー。」類が笑う。 出場者が次々と控え室へ消えて行く中、つくしはどれを選んでいいのか 迷い、衣装の前をうろうろ。 「時間切れになっちゃうぞー。」 会場からの野次に、つくしはとりあえず手にとって衣装を持ち 控え室へと急いだ。 「どういうつもりだよ。  俺は牧野を見守ってやりてーんだよ。」 やっと縄から解放された司が母親に言う。 「あや乃ちゃんがいるのよ。  あの子が優勝出来るわけないでしょう。」 「牧野はどんな逆境も跳ね返す女だからな。」 「じゃ、もし優勝できなかったら・・・」 「あ?」 「優勝できなかったら、私の言うことを聞きなさい。」 控え室。 つくしが着替えようと衣装をハンガーラックにかけると、 「牧野さん、おめでとう。」 百合子が声をかけてきた。 「あ、ありが、とう。」 背後では、つくしの衣装に忍び寄るえりかと美奈子。 「優勝したら、道明寺さんのお母様から、お付き合いのお許し、  出るんでしょう?」 あや乃が、桜子が、二人の会話に注目する。 「いや、別に、そういうわけじゃ。」 「英徳の人間は、みーんな知ってるわよ。  英徳の代表として、私の分まで、頑張ってね!」 百合子の後ろに回るえりかと美奈子もつくしに微笑み、そして立ち去った。 「あのー。  ご挨拶遅れて申し訳ありません。  私、栗巻あや乃と申します。」 「牧野つくしです。初めまして。」 「失礼ですけれど牧野さん、司とは、どういうご関係ですか?」 「道明寺さんが夢中になっている人です。」桜子が言う。 「いや、私は・・・。」 あや乃たちに背を向けるつくし。自分が置いておいた衣装が目に入り、 「えぇぇ!?」 =道明寺家= 「優勝したら、あなたの言い分を、飲む。   優勝出来なかったら、私の言い分を飲む。  何か問題あるかしら?」 =会場= つくしの用意した衣装は、所々にハサミが入れられている! 「大丈夫?牧野さん。」あや乃が心配そうに声をかける。 桜子も心配そうだが、時計を気にし、そっとその場を去っていく。 =道明寺家= 「あの小娘が優勝するんでしょう?  だったら何の問題もないわね。」 母のことを睨む司・・・。 =会場= 破られた衣装を手に呆然とするつくし。 「・・・あり得ない・・っつーの!」 あや乃がステージに登場する。 ワイルドで、そして品のある美しさを観客に魅せつけるあや乃。 「さすがに貫禄だな。」西門が呟く。 「西門さん、実は昔、好きだったりしました?」 優紀が後ろを振り返って聞く。 「・・・」 「そうなんですか!?」 優紀ちゃん、前回から西門にラブラブ光線出しまくり! ここもおもいっきりコメディー路線となってしまった。 原作の二人のストーリー、好きなんだけどな。 「ちっくしょー・・・。」 つくしは衣装に手を入れ始める。 「英徳の牧野さん、スタンバイの方をお願いいたします。」 「はい。」 =道明寺家= 「わかったわよ。」 「男に二言はないわね。」 「てめえこそ、吠え面をかくんじゃねーぞ。」 司が部屋を出ていくと、楓は嬉しそうに笑いガッツポーズ! こんな楓の表情、初めてみました。 原作にもなかったんじゃないかな。 =会場= 『プリティー・ウーマン』の音楽に合わせてステージに登場し 笑顔を振りまく桜子。 「あの子可愛らしいけど、(聞き取れません!イマイチ???)よね。」 女将が言う。 「ほんと微妙だな。  !!社長さんと俺、センス一緒だ!」と美作。 「昔はあんな格好ばかりしてたよ、私も!」 リリーズが席に戻ってきた。 意地悪く微笑み、腕組みをしてつくしの登場を待つ。 「さて、お次は、同じく英徳学園の、牧野つくしさんでーす!」 つくしがステージに登場する。 「何だありゃ。」 「衣装破けまくってんぞ!」 美作、西門も驚く。 「この状況でも牧野家をアピールしているわ、あの子!」と千恵子。 進、晴男も、開いた口がふさがらない。 「いい気味!!」 「これで落選確実じゃない。」リリーズが笑う。 「いいよ、牧野。  これ結構いけるんじゃない。」と類。 「え?」西門、美作が類を見る。 「トレビアーーン!」 マイクを手に叫ぶ男性。 会場が「えー!?」と聞き返す。 「世界的デザイナー、審査員のアーサー・スミス氏が  なんか、だーいぶ興奮なさっていますねー! 興奮的にまくしたてるスミス氏。 「何て言ってるんだろう・・・。」と優紀。 「あきれ果てて怒っているのよ、あれ。」と女将。 「いや、めちゃくちゃ誉めてる。」西門・美作が声を揃える。 『大変すばらしい。  これこそ僕の求めていたデザインだ!!』 「第二次審査発表、牧野つくしさん、通過でーす!」 「うっそ・・・。」自分でも驚くつくし。 会場中ブーイングの中、家族や優紀たち、F3が拍手を送る。 二次審査5名の中に、桜子は選ばれなかった。 「三条桜子、落ちたよ!」と美作。 「あのひねくれモンが、まかり間違っても優勝はねーだろ。」と西門。 「しかし牧野、よく残ったな。偶然だろうけど。」と美作。 類は楽しそうに微笑んでいた。 あや乃は制服だととても可愛らしいイメージでしたが、 パリコレの衣装をまとった時は、ワイルドな美しさを放っていましたねー! 桜子も可愛らしさ全開! つくしは破られた衣装を上手にアレンジ。 それぞれの個性の表れたファッションショーでした。 「次の審査は、知性。  英語によるスピーチを行っていただきます。  テーマは・・・恵まれない子供達です。」 「恵まれない・・・子供達?」首をかしげるつくし。 控え室。 二次審査に落選してしまった桜子は、放心状態。 つくしは心配そうに桜子を見つめる。 そこへあや乃がやって来た。 「牧野さん、素敵だったー!さっきの着こなし。」 「あ・・・。ありがとう。」 「すごい機転が利いていて、ほんと感心した。  でもね、私はこの大会で優勝する為に戻ってきたの。  司の婚約者として。  もし司があなたに夢中になっているっていうのが本当なら、  あなたに負けるわけにはいかないけど。  正々堂々がんばりましょう!」 あや乃が手を差し伸べ、二人は握手する。 そんな二人を見つめる桜子・・・。 つくしがスピーチの原稿を作っていると、桜子が声をかけてきた。 「日本語で原稿作ってるの?」 「うん。それから英語に訳そうと思って。」 「手伝うよ。  私ほら、海外長かったから。」 桜子はそう言い、つくしの文章を訳し始める。 「栗巻あや乃さんって、道明寺さんのお母様の推薦みたい。」 「そうなんだ・・・。  でも素敵な人だよね。  道明寺のお母さんが認めただけのことあるっていうか。」 「つくしちゃん!絶対優勝してね。  本当に応援してるから。」 「桜子・・・。」 「栗巻あや乃がライバルじゃキツいから。」 「え?」 「あの人が優勝してどうにかなったら、思いっきりまずいでしょ!  つくしちゃんが優勝してくれれば、まだ挽回のチャンスがあるじゃない!」 そう言い、張り切って訳す桜子に、つくしも微笑む。 そんな様子を、今度はあや乃が見つめていた。 第3次審査。 まずはあや乃のスピーチ。 『一方で世界中には  もっと恵まれない子供たちがいます   戦争により親や家を失った  イラクやアフガニスタンの子供たち・・・』 「すっごーい。ペラペラだ~。」と優紀。 「現在ロンドン留学中だからね。」と西門。 「どうりで・・・。」と女将。 山中審査委員長も満足気。 「さて・・・最後は牧野つくしさんです。」 緊張した面持ちでステージを見渡すつくし。 『あたしは今 父の会社の社宅に住んでいます  でも  父の仕事の都合で  近々家を出なくてはなりません』 そこまで言い、台に置かれた水を飲み干すつくし。 「お姉ちゃん・・・」 「自分のことしゃべってんの?」 「恵まれない子供が、テーマだから、か?」 家族が不安そうに見守る。 『家がなくても  父も母もそして弟も大好きです  自分にとって一番大切なものは  家族です』 「いいこと言ってんじゃん、牧野。」類が呟く。 「恵まれない子供たちに必要なのは  温かい家族なんじゃないかと思います」 つくしのスピーチに、拍手がおこる。 桜子が、ちゃんと翻訳してくれて、ほっ!(笑) 第3次審査発表。 「それでは、栄えあるファイナリスト二人を、  TOJ実行委員長から発表していただきます。」 「まずは、的確な世界情勢を見極めた、  栗巻あや乃さん!  審査員一同、栗巻さんの洞察力には脱帽しました。  そして、もう一方は、ずいぶんと揉めました。  ここで、提案なのですが・・・  じゃんけんで選ぶというのはいかがでしょう?  輝ける女性に不可欠な、とてつもない勝負運を、   ぜひとも見せていただきたい!」 ということで、つくしたち4人はじゃんけんをすることに。 「さいしょはグー。  じゃんけんぽい!  あいこでしょ!」 「ファイナリストは・・・  牧野つくしさんだー!!」 司会者の言葉に、山内審査委員長は拍手を送る。 会場からはブーイングも聞こえたが、西門たちは立ちあがり ガッツポーズ。 類も嬉しそうにステージを見つめながら、西門とハイファイブ! 家族や優紀たちも大喜び。 「残っちゃった・・・」 つくしは司会者に引っ張られ、あや乃と並ぶと、会場から野次が飛ぶ。 「おいおい納得いかねーよ!」 「審査員、真面目にやれよー!」 と、ブーイング。 会場の声にうつむくつくし・・・。 「おめーらうるっせーぞ、こらぁ!」 会場中が声のするほうを振り返る。 司が拡声器を手に立っていた。 「一流の女を決める大会なんだよ。  庶民は黙ってろ!」拡声器を放り、司が言う。 「道明寺・・・。」 「牧野ー!  そのまま突っ走れー!  俺はここにいるぞー!」 司を見つめ微笑むつくし。 司の言葉にあや乃は切ない表情を浮かべ・・・。 司に席につこうと誘う西門、美作、類。 「俺ここでいいよ。緊張してっから。」 客席の一番後ろから、司はつくしを見守る。 「それでは、栄えあるファイナリストに登場していただきましょう。」 「司。もしもあや乃が優勝したらどうすんの?」 席に戻る途中、類が振り返り声をかける。 「・・・俺は牧野を信じてる。」 司の言葉に類は黙って席に戻る。 「さあ、最後のテーマは良妻賢母。  この審査には、特別審査員の方に登場していただきましょう!」 子供たちが歓声を上げてステージに駆け込んでくる。 「なんだこりゃ。」戸惑うつくし。 子供たちに笑顔を見せるあや乃。 「お二人にはこれから30分間、この21人の子供たちと一緒に  別室にて遊んでいただきます。  用意された遊び道具は何を使っていただいても構いません。  どちらと遊んだのが楽しかったのか、このお子さんたちに  選んでいただきます!」 「みなさん、こんにちは!」 子供たちに駆け寄り膝をつき、子供の目線で話しかけるあや乃。 「こんにちはー!」 「はい、じゃあお姉さんについてきてー!」 「はーい!」 「やばい・・・。」 焦ったつくしが、子供たちの前に走り出る。 「みなさーん!こにゃにゃちわーー!」 「何、こにゃにゃちわーって。」 「ばっかじゃない!?」 子供たちの言葉に会場も笑い出す。 「みなさーん、行きますよー。」 あや乃が子供たちを連れて別室へ向う。 「むっかつく!!」子供たちに怒るつくし。 「即効舐められてる。」と西門。 「子供にもわかるんだな。」と美作。 類は笑転げている。 「別室の模様は、モニターにて皆さんにご覧に入れます。」 「ぼやぼやすんな、牧野!  お前らしくやりゃーいいんだよ!」 司の言葉につくしは頷き、別室へと急いだ。 別室では、あや乃のピアノの合わせて子供たちが『ジングルベル』を 歌っている。 「最悪の展開だよ・・・。」 つくしが呟きながら部屋に入ると、子供たち4人がつくしの前に立ちはだかる。 「お前んち貧乏なんだって?」 「は?」 「何か芸出来ないのか?ビンボーニン!」 「もしかして能無しか!?」 「まるでF4だ・・・。  あんたらいくつ!?」 「7才!」 「あたしなんかもう17才なんだよー!」腰に手を当て威張るつくし。 「おばさんってことかー!」 「何で自慢してんの?この貧乏人!」「バーカ!」 「こいっつら・・・  自分で稼いだことのないガキが、調子こいてんじゃねーよ!」 会場中、つくしの言葉に、「えーっ!?」 「どっかで聞いたことがない?あのセリフ。」 F3が笑う。 「あっち行こうぜ。」 子供たちがつくしに背を向ける。 「どうせあんたら、家でテレビゲームばっかやってんでしょう。  あんたらに、こんなこと出来る?」 けん玉で技を次々と披露するつくし。 「すげー・・・。」 「お、俺だって出来るよ、そんなもん!」 「やって見なさいよ。」 けん玉に挑戦する子供。だが上手く出来るはずもない。 「ぷぷっ。あーあーあーあーあ!  こんあのも出来ないなんて、所詮あんたらも子供よねー。  ほーっほっほっほっほっほ。  ほーっほっほっほっほ・・・。」 腰を手に当て高笑いするつくし。 「あの子カメラの存在忘れてない?」 つくしを心配する千恵子たち。 三輪車に乗り追いかけっこ。 ボールを投げあい、遊ぶ(戦う?)つくしと子供4人。 あや乃の側にいる子供たちも、4人の遊びに目が釘付け。 道明寺が、類が、そしていつの間にか、会場中の人々が つくしと子供たちの遊ぶ様子を楽しそうに見つめていた。 「お前、ババァのくせに、なかなかやるな。」 「あんたらも、ガキのくせに、なかなかやるわね。」 「なんか、あっち面白そう!」 「私もー!」 紙芝居を読み聞かせするあや乃の前に座る子供たちが、一人、また一人、 つくしに駆け寄る。 呆然とするあや乃・・・。 子供たちと本気になって一緒にあそぶつくし。 「あや乃さん!  一緒に手伝ってもらえませんか?   私一人じゃ、体が持たなくて。」 「あ・・・うん!」 あや乃が笑顔で答える。 「一緒に始まっちゃったよ。」と西門。 つくしとあや乃は縄跳びを回し、子供たちと大縄跳びをし始める。 「やっぱお前が最高だぜ。  牧野・・・。」 司が呟いた。 最終審査発表。 「さてみなさん。これで全ての審査が終了いたしました。  いよいよ、ティーンオブジャパン2005、  グランプリが決定いたします!」 「それでは、特別審査員のみなさん。  どちらのお姉さんが楽しかったですか?  いち、にの、さん!で、走り出して下さいね。  いち・・・にの・・・さーん!」 子供たちは誰も一歩も動かない。 「あの、どうしたかな?  さあ、楽しかったお姉さんの方へ、集まれー!」 「どっちも好き!」 「俺も!」「俺も!」「私も!」 「どっちか選ぶなんて、出来ない!!」 「おいおい!?」 「もしかしたらもしかするか!?」 「前代未聞だね。」 と西門、美作、類。 「実行委員長・・・これ、どういたしましょう・・・。」 「みなさま、協議の結果、これまでの審査の総合点で、  グランプリを決定いたします。」 「どっちに転ぶか・・・」と西門。 「神のみぞ、知る・・・か。」 類はそう呟き、司に視線を送る。 司はつくしを黙って見つめ・・・。 「大変お待たせいたしました。  グランプリを発表します。」 「栄えある、TEEN OF JAPAN 2005、グランプリに輝いたのは・・・  栗巻あや乃さんです!」 「負けた・・・。」つくしが呟く。 道明寺は辛そうに目を閉じる。 「優勝の栄冠は、栗巻あや乃さんに輝きましたが、  特別審査員の子供たちは、引き分けを選択いたしました。  そこで、特別賞として、牧野つくしさんには、  賞金、100万円を贈呈いたします。」 会場から拍手が沸き起こる。 類たちはスタンディングオベーション。 「よくやったぞー!牧野つくしー!」 会場にいる人全てが立ち上がり、つくしを称えた。 会場からはつくしコール。 つくしの瞳から涙があふれた。 そんな中、司はそっと会場をあとにした。 西田が楓にあや乃の優勝を伝える。 「ふん。当然でしょう。」 西門、美作、類たちがつくしにおめでとう!と声をかける。 「でも、準優勝じゃ、なんも変わんないんだよね。」 「そんなことないよ。」と類。 「これからのことは、これから考えよう。」と西門。 「明日は明日の風が拭く。ってな。」と美作。 「俺たち、いつでも力になるからさ。」と類。 みんなの言葉に嬉しそうに微笑むつくし。 「よし!今日のところは、牧野の準優勝パーティーということで、」 「F4主催でぱーっといくか!」 「・・・道明寺は?」 「あ、さっきまで、会場にいたんだけど。」と優紀。 家族が、桜子が駆けつける。 「つくし!ママ感動した!」「お姉ちゃん、カッコ良かったよ!」 「がんばったじゃん!」と桜子。 「ごめんね、みんな。優勝出来なくて。」 「何言ってんだ。つくしは、最高の娘だ!  パパの誇りだ!」 家族は強く抱きしめあった。 「優勝、おめでとう。あや乃さん。」楓があや乃の言う。 「ありがとうございます。」 「これからも、司のこと、よろしく頼むわね。」 「おば様。司にふさわしいのは、牧野さんかもしれません。」 「いやだ。あなたまでそんなこと言うの?」 「大会で優勝はしましたけど、会場はみんな、牧野さんを認めていました。  司が牧野さんを好きな本当の理由が、この大会を通してよくわかりました。  今私は、司の婚約者だと、胸を張って言えません。」 あや乃の言葉に驚く楓。 つくしの準優勝パーティー会場。 紙ふぶきが舞う中、つくしはみんなに祝福される。 「あ・・・道明寺は?」 「ちょっと、用事済ませてから来るって。」 「・・・そう。」 楓の部屋に椿がやって来た。 「お母様。」 「約束は約束ですよ。」 「わかりました。  私の力不足もありましたし。  でもつくしちゃんを見ていて思ったんですけど、  人の心を動かせるのは、やはり人の心なんですね。」 「・・・」 「それではごきげんよう。お母様。」 椿は微笑み、そして去っていった。 「本当に、ごめんなさい!!」リリーズが頭を下げる。 「やっぱり、衣装破ったのはあんたたちだったんだ。」 「でも、最後は牧野さんに、本当に感動して。」 「涙出てきて、私たち。」 「本当に、悪いことしたなーって。」 しょげ返る3人。 「でもさ、衣装が破れてたお陰で、二次審査通過したみたいなもんだし!」 つくしの言葉に微笑む類たち。 「そうよねー!  じゃ!私たちも心置きなく参加していくわね!オホホホホ・・・」 「おいおい。」 あきれ返りながらも微笑むつくし。 その頃司は自宅でジグゾーパズルをしていた。 司を探してついドアに目が行くつくし。 「でもスピーチ手伝ったり、案外いいとこあるじゃん、三条さん。  見直したよ。」と美作。 「じゃあ美作さん、私とお付き合いしてくれます?」と桜子。 「だめだめ。あきらには女将さんがいるからねー!」と西門。 「え!?二人って本当に付き合っているんですか?」と優紀。 「あ・・・それがさっきね。」 「かつて愛した男が忘れられなくてねー。  つくしちゃん見て、私も、本当に好きな人とだけ一緒にいたいって、  そう思ったの。」 最愛の人と映った写真を手に、女将は美作にそう言った。 「人妻キラーは純情だねー。」と西門。 「じゃあ今空いているならどうですか!?  暇なもん同士!」と桜子。 「まーいっか。明日一日ぐらい。」 「西門さんは明日は?」 「・・・お茶会やら何やらでバタバタでね。」 「じゃあもし少しでも時間が出来たら連絡もらえたりしますか?」 迫る優紀をそっと押しやり、 「そうだね。時間が出来たら、連絡するよ。」 「マジですか!?」大声でそう言う優紀。 みんなの様子に微笑むも、寂しそうなつくし・・・。 そんなつくしを、二階の窓ガラス越しに見つめる類。 類のポーズはいちいちカッコいいですね~! ジグゾーパズルの最後の一片をはめ込む司。 それは、星が瞬く夜空のジグゾーパズルだった。 司は微笑み・・・。 「遅いなー、道明寺。」 そう呟くつくしの携帯に、『スターウォーズ』の着メロが鳴る。 「おぅ!」道明寺が言う。 「・・・おぅ!」 道明寺が笑う。 「あのね、私・・・優勝、出来なかった。」 「見てたぞ、ずっと。」 「ほんと、ごめん。  色々、応援してくれてたのに。」 「いや!さすが俺が認めた女だと思ったよ。  それで、明日なんだけどな、  お前の時間を買いたいんだ。」 「え?」 「400万出すから、牧野つくしのクリスマスイブを、俺にくれ。」 「な、何言ってんの?」 「それで、準優勝の賞金とあわせたら、500万になるだろ?」 「だめだよ、そんな大金。」 「もう払っちまったから。  お前の親父が借りてたサラ金に。」 「嘘でしょう!?」 「本当だよ。それで、ちょっとバタバタしててな。  今日は、そんなこんなで、そっちには顔出せねーんだ。」 「ん、でも、やっぱりまずいよ・・・。」 「だから!  明日は俺様に付き合え。な?」 「うん・・・でも、ほんとにいいのか、な・・・。」 「いいんだよ!  明日、代官山にある、ウェンツってカフェに、2時でどうだ?」 「・・・わかった。」 「じゃあな。」 「うん。じゃ。」 「牧野!」 「ん?」 「今日は余裕で、おめーがナンバー1だったぞ!」 「ありがと!」 電話を切ったあとの、司の切ない表情・・・。 優紀は、女将からの電話で、取引先が全部戻ってきたと伝え、 二人は大喜びで抱き合う。 みんなは乾杯して盛り上がる。 家に帰ると、家族がバンザイを繰り返す。 「今日いきなり社長に呼ばれてさ!」と父・晴男。 「今回の件、水に流してくれよ!  な?  課長職用意するから。」 「え・・・。」 「二階級特進だよぉ!  改めて、わが社に迎えるから。」 晴男の昇進に沸く牧野家。 「今日は特別、鳥の皮のパリパリ揚げ!」 「おぉーーーーっ!!」 「つくしの準優勝と、」 「パパの課長昇進に、」 「お祝いだー!!」 その頃、大きなトランクに荷物をまとめる司。 そこへ、類が訪ねてきた。 「司!」 「おお、類!  丁度、これ片付けたら、お前のとこ行こうと思ってたんだ。」 「ふーん。  どうして来なかったの?パーティー。」 「いろいろと、ヤボ用があってよ。」 「そっか。」 「で、類よ。  お前に一つ、大事な頼みごとしてもいいか?」 「うん?」 「これは、お前を男と見込んで、頼むことなんだけどよ。」 「何?どうしたの?」 「まぁ座れ、とりあえず。  リンゴ食うか?リンゴ。ほら。」 「もしかして・・・牧野のこと諦めんの?」 「なんで諦めなきゃいけねーんだよ。」 「じゃあ何!?」 「言っとくけど、俺はお前に、牧野を譲るつもりはねーから。  まあ、牧野がお前のことを好きって言ったら・・・  どうしよう。」 「で、俺に頼みごとって何?」 司は類を見つめ・・・ 翌日のデートに来て行く福に悩むつくし。 何着も鏡に当ててみてはやめ、やっと、鏡に向って微笑む。 「あ!そうだ・・・。」 「・・・マジで言ってんの?司。」 「おう。マジで。」 心配する類に、司はわざと明るい声でそう答えた。 つくしは家族が眠った家で一人、薄暗い台所で何かを作り始める。 楽しそうに微笑みながら・・・。 待ち合わせ場所でラッピングをし、嬉しそうに微笑むつくし。 そこへやって来たのは、司でなく、類だった。 「これ、司から。  あいつさ、ニューヨークに行くんだって。」 「え?・・・嘘でしょう!?」 「嘘じゃない。」 「どういうこと?」 「司、母ちゃんから交換条件出されたらしい。」 「交換条件?」 「あの子がもし優勝しなかったら、  ニューヨークに行って、経営学を学びなさい。  期間は3年。  もし、牧野つくしが優勝出来なくても、  この条件を飲むなら、  牧野家も、あの和菓子屋さんも、元に戻すわよ。  これなら、牧野つくしが優勝出来なくても、  あの子を救えることになるのよ。」 椿はあの時司にそう言ったのだ。 「牧野が優勝するって信じてたから、  そんな条件飲んだんだと思うよ。  夕方、プライベートジェットで発つって。」類がつくしに言う。 「・・・なんか・・・バカみたい。  一人で、なーんも知らないでウキウキしてて、私。  今日さ、一日付き合ってくんない?  前は私が付き合ってあげたでしょ?  花沢類が落ち込んでた時。  だから今日はさ、私に付き合ってくんない?」 「それでいいの?」 「・・・だって、勝手に行っちゃうんだよ。仕方ないじゃん。」 「・・・追いかけなよ。  好きならどこまででも追いかけて行けばいいじゃない。  影から覗いててそれで満足なの?  あんた、それでも男なの!?」 「・・・それ・・・。」 「思い出した?  成田で俺に言ったこと。  最後に自分の気持ち、ちゃんと伝えたら?」 「うちの車、好きなだけ走らせていいから。早く行け。」 類は車につくしを乗せて見送った。 「がんばれー!!」 帽子をかぶり、銀杏並木の下を一人歩く類。 目の前で、女性が立ち止まる。静(佐田真由美)だ! 「久しぶり!」静が微笑む。 「どうして!?婚約の話は?」 「クリスマスは、好きな人と一緒に過ごしたいから。」 二人は駆け寄り、そして抱きしめあった。 「なんだよ。みんなで気持ち伝えろ伝えろって。」 そう呟きながら、類から渡された司からの手紙を開くつくし。 『牧野へ  元気か?俺はまぁまぁ元気だ。  俺はとつ然だけど ニューヨークに行く。  けいえいの勉強をするためだ。  俺は天下の道明寺ざいばつの  あととり息子だから、しかたないことだ。  牧野を最初は、なんだこの生いきな  ちんちくりんと思ったが、いつの間にか  お前を好きになってた。  もしかしたら最初に出会ったときから  もうお前のことが気になってたのかも  しれない。  赤札貼ってひどいことしたりしたのに  エレベーターで風邪の俺に優しくしてくれたとき、  お前は優しいやつだと思った。  三条桜子の仲間にボコられた時は、  あんなに殴られたのは初めてだったけど、  人は、俺に殴られた時、こんなにも痛いのかと  牧野のおかげで勉強になった。  類が帰ってきたときは、お前は類が好きだから、  類と付き合うのかと思ったけど、  俺はお前を信じてた。  俺の仲間もきっと、お前が大好きだ。  何も出来ない、貧乏で、庶民で、どうしようもないお前だけど。  TOJでゆう勝させてやれなかったのは、  俺のせきにんだ。  でも、お前は最高だ!  さすが俺のみとめた女だ!  あと、残念だったおのは、お前に生の土星を見せてやれなかったことだ。  俺とお前は星占いでいくと、一緒の土星人だから。  多分、楽しいときも、苦しい時も、一緒の運命共同体だ。  だから、お前に土星をプレゼントしようと思う。』 プレゼントを開けると、土星のネックレスが入っていた。 「星占いだったんだ・・・土星人。」 『俺が初めて女に渡すプレゼントだから、  なくしたらぶっ殺す!』 つくしを乗せた類の車が、道明寺 PRIVATE AIRPORTに到着する。 『お前といると、本当にいつも楽しかったような気がする。』 車を降りたつくしは、空港内へ走っていく。 警備員がつくしに気付き、後を追う。 『だから、お前に会いたくて、帰ってくるかもしれないけど、  一度決めたことだから。』 前からやってきた外国人のSPに引き止められるつくし。 SPはつくしの顔を確認し、 「早く行け  司の飛行機はもう出発するぞ!」 と通し、後から追ってきた警備員を妨害する。 『お前もがんばれ!  俺もがんばる。  じゃあ、またな。  道明寺司より』 つくしが外に出ると、丁度楓と司が飛行機に乗り込むところだった。 つくしは滑走路に飛び出し、走り出す飛行機を追いかける。 「道明寺ー!  道明寺ー!!  道明寺ーーー!!」 司が窓の向こうを走るつくしに気がついた。 「牧野・・・。」 「道明寺ーーー!!」 悲しげにつくしを見つめる司・・・。 「停めなさい。」 楓が言った。 「西田、私サングラス、ロビーに忘れてきたみたいだわ。」 サングラスをつけている楓が西田にそう言う。 「見て参ります。」 西田が飛行機を降りてく。 司は楓を見つめ、そして飛行機を飛び出していった。 楓はそんな息子を笑顔で見送った。 つくしの元に走っていく司。 「何やってんだバカ!勝手に入り込んできて!」 「バカはどっちよ!  何で私に何の相談もないのよ!  何でもかんでも自分で決めて!いい加減にしてよね!」 つくしが泣きながらそう言う。 「・・・悪かったよ。」 司が素直にそう謝る。 「似合ってるな、そのスカート。」 「私、大事なこと、道明寺に何も伝えてなかったから。」 「大事なこと?」 「ありがとう!  いつも、いつも私を信じてくれて、  思ってくれて、  ほんとに、ありがとう。」 泣きながらそう言うつくしを司は黙って見つめている。 「これも、ありがとう。」 握り締めていた土星を見せるつくし。 司はそれを手に取り、つくしの後ろに回ってつけながら言う。 「俺はさらにすげー男になって、戻ってくる。  お前が頼んでも、一緒にいてやれないぐらい、   パワーアップしてると思う。  でも、今も、これからも、これから先ずっと、  お前だけが、俺の認めた女だと思うから、  牧野とは一緒にいてやる。」 涙をこぼしてうつむくつくし。 「嬉しいだろ?」 「・・・あり得ないっつーの。」 「嘘つけ。お前俺に惚れてんだろ?」 「・・・惚れてるよ。  バカで、わがままで、自己中な道明寺に惚れてる、」 つくしの言葉が終わる前に、司はつくしを抱きしめた。 司の胸で泣きじゃくるつくし。 司が愛しそうにつくしをぎゅっと抱きしめる。 二人は見つめあい、キス! そしてまた、抱きしめあった。 飛行機の中で、つくしのプレゼントを開く司。 楓も西田も、優しい眼差しで司を見つめる。 『Merry Christmas to Tsubaki』 椿は司からのカードとプレゼントに嬉しそうに微笑む。 類は最愛の静と、クリスマスを祝う。 西門が和服美人と一緒に歩いていると、優紀とバッタリ。 「西門さん!」 西門、思わず後ずさりして逃げ出す! 「何で逃げるんですか!?西門さーん!」 追う優紀! 美作は、桜子とデート・・・というよりは荷物持ち!? 嬉しそう、楽しそうに微笑む桜子。 女将は、思い出の写真を見つめながら幸せそうに一人微笑む。 リリーズは、気合を入れて、合コン! 牧野家では、晴男、進、千恵子が小さなケーキの前で幸せいっぱい。 つくしからのプレゼントを開ける司。 中には、司の顔をかたどった、道明寺クッキー! それを手に取り嬉しそうに微笑み、司が言う。 「・・・下手くそ!!」 その声が聞こえたかのように振り返るつくし。 だが、司はおらず・・・。 そこは、恵比寿。 司が雨にずぶ濡れになって、つくしを待っていた場所。 司が側にいないことに寂しさを隠せないつくし。 胸には土星のペンダント。 それに触れると、つくしは笑顔を浮かべ、歩き出した。 『See you, soon!』
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分类:工学
上传时间:2018-09-09
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